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富田葉子の テイスティング虎の巻

富田葉子
本体価格 4,000円(+税)
ISBN 978-4-915348-95-2
サイズ B5判  本文 224ページ

本書は、2020年6月現在、約20年間の日本ソムリエ協会ソムリエ・ワインエキスパート呼称資格試験の、テイスティング試験において出題された銘柄や公式の模範解答を綿密に分析し、試験合格の可能性の高い言葉の選び方や判別法などを記してある。
著者がアカデミー・デュ・ヴァンの「とみたクラス」受講生用に作成し、配布していたテイスティング資料をベースとし、好きなページから読み進められる。

【本書の内容】

「試験について」の章
・ 試験概要と個人的な見解を含む筆者なりの戦術を記述。
・ スティル・ワインのテイスティング用語選択用紙(P51・P109 参照)は、2019 年の試験本番のものを再現。

「テイスティングの基本」の章
・ ワインの学習に取り組むのが初めてという方にも楽しんでいただくため、用語の意味やテイスティングに役立つ基礎知識も掲載。

「コメントの書き方」の章
・ 日本ソムリエ協会公式の模範解答において、特によく選ばれている言葉を赤文字にし、進んで選ばない方が無難な言葉には取り消し線をつけた。
・ 項目の( )内には、近年の試験本番における指定選択語数を記した。

「ぶどう品種」の章
・ 出題の可能性の高いスタイルを想定し、各品種を5段階のグラフで表現。ただし、数値には幅を持たせてある。
・ 模範解答において過去に100%選ばれている言葉には★印をつけた。
・ 近年の出題や公式の模範解答例がない、またはごく少ない品種に関しては、一般的なスタイルを想定して作成した。
・ 過去分析データに基づいて作成しているが、市場や主流スタイルの変化を鑑みて多少のアレンジを加えた。
・ 香りの表現に関しては試験の選択用語内から選んでいるが、各品種の冒頭の概要説明部分に判別の参考になりそうな試験用語外の香りも入れて表現した(例:黄色いリンゴ、塩など)。
・ 「生産地」に関しては、二次試験で出題の可能性が高いと考えられる産地のみに絞って記載した。

「スティル・ワイン以外」の章
・ 近年出題されたものは赤字にしている。
・ 銘柄の判別に重点を置いているため、アルコール度数は上限値・下限値よりも、日本で流通している商品に多いおおよその数値を優先的に採用した。

「酒精強化ワイン」の章
・ 試験では外観、香り、味わいの表現を求められることはないが、三大酒精強化ワインについて少し掘り下げた。

別冊:試験対策「出題分析データ集」
・ 出題分析のデータ集。一部の方々に大人気。
・ 正解の用語の選び方には幅があり、大まかな傾向はあっても絶対的なロジックが存在するわけではない。したがって、公式の模範解答と100%一致するコメントを作成するのは困難であり、実際にどの用語が、どのくらい選ばれているのかを一覧で見られようにし、納得のいく考え方ができればと思い作成した。

◎「ワイン受験講座」「ワイン受験ゴロ合わせ暗記法」と本書「テイスティング虎の巻」の3つを熟読し、合格への最短コースを歩んでほしい。
本書の著者からは「本書を手に取った全ての方が、試験本番に自信を持って臨むことができ、見事合格されますよう心からお祈りしています」とのメッセージをいただいた。

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