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東アジア戦略概観 2013

防衛省防衛研究所編
本体価格 1,143円(+税)
ISBN 978-4-915348-70-9
サイズ A5判 本文 307ページ

本書は、東アジア地域の戦略環境や安全保障にかかわる重要な事象について、防衛省防衛研究所が分析した年次報告書であり、防衛研究所の基幹刊行物です。 『防衛計画の大綱』にある「安全保障対話 ・ 防衛交流を引き続き推進し、我が国の周辺諸国を含む関係諸国との間の信頼関係の増進を図る」という方針の一翼を担うものとして、日本の視点からの分析を内外に発信し、自由な議論の題材を提供するものです。取り上げている地域としては、朝鮮半島、中国・台湾、東南アジア、ロシア、米国、日本であり、必要に応じて東アジア地域の周辺地域についても、東アジアへの安全保障への関与の観点から分析しています。

 

目 次

要約
第1章 インドの外交・安全保障政策――地域的、グローバルな役割と影響力の増大
第2章 オーストラリアの安全保障政策――アジア太平洋への関与強化を目指して
第3章 日本――検証・動的防衛力
第4章 朝鮮半島――経済強国へと始動する「核保有国」北朝鮮と積極的抑止能力を追求する韓国
第5章 中国――次世代指導部を見据えた第18回共産党大会
第6章 東南アジア――米国の関与強化とASEAN
第7章 ロシア――第2次プーチン政権の対中認識とアジア重視
第8章 米国――オバマ第2期政権の挑戦と課題

「解説」
・インドのミャンマーへの関与
・日印パートナーシップの展開と防衛協力
・オーストラリアの国防白書
・「アジア世紀のオーストラリア」白書
・李明博政権の対北朝鮮政策の回顧
・国交樹立20年目の韓中戦略対話
・国防改革基本計画2012-2030
・中国共産党を形成する権力ピラミッド
・中国の衛星測位システム・北斗と宇宙開発
・ミャンマー少数民族と中央政府の対立
・米海兵隊の作戦構想とMV-22Bオスプレイ

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