著者について
「生きることは冒険の連続だった」と語る村上金三郎。
1936年に北海道松前町に生まれ、41年に脊椎カリエスを発病する。
小学校5年生の頃から画家を志し、56年には同士と「漫画三人展」を開く。
62年には新北海道美術協会に所属し、63年二科展初入選。以後21回出品する。
2度にわたる大手術を受け、自力歩行が可能になる。
67年に上京し、サイエンスイラストレーターとしても活躍する。
並行して精力的に各種美術展に出品。
95年純子と結婚し、フランスやスペイン、ポルトガルを旅し、多くの作品を完成させる。
2010年逝去。享年73歳。